カテゴリー
フルート・ピアノのこと ブログ

朝起きたらすること

最近寒い日が増えてきましたね。

もうすぐ冬だと思うと、寒いのいやだなぁと思いながらも、でもクリスマスにお正月にイベントたくさんで楽しみだなぁという気持ちになります(笑)

 

さて、こうして寒くなってくると身体を温めようとぐぐっと力が入り、強張りやすくなりますね。

なんか最近よく肩こるなぁ寝違えるなぁなんてことが増えてきます😂

前に生徒さんに「私身体が歪んでいて、フルートを吹くと身体が痛くなるんです」と仰る方がいらっしゃいました。

私がそれを聞いたときの第一声、

「わかります!!」

でした(笑)

正確にはわかっていないと思うのですが、フルートを長年やっていると身体は結構左右でバランスが偏ってくるので、恐らくそれに近いのではないかと思ったのです。

その方は音楽を演奏することがとても大好きな方で、いい音で気持ちよく吹きたい!と仰って通われている方でした。

ですので身体が歪んでいるとフルートは向いていないのではと心配されていたのですが、そんなことは私はないと思います。

もちろん無理に吹いて身体を痛めたりすることは絶対にしないでいただきたいのですが、そうして自分の身体のクセを知っているというのは強みになるのではないのかなと思ったのです。

 

私自身、身体の右のほうが下がりやすくなっています。

また右肩はいわゆる巻き肩になっています。

しかも右利きだし、書くのも歯を磨くのもカバンを持つのも何でも右でやるので、右手の仕事量が半端ありません(笑)

それに加えてやはりフルートは右に構えているので、どうしてもこうして左右の偏りは出てしまいます。

ただ、じゃあふつうはみんな左右対称なの?というとそうではありません。

日々の生活で使っているクセできっと小さい偏りは必ずあると思います。

そして大体はその偏ったまま固まってしまっていることが多いと思います。

 

でも楽器を吹くにはどうしても身体を使うので、アスリートの方々と同じで走る前にほぐしたりするように身体を柔らかくしておくほうが安全です。

地域や子どもの学校の体育祭で、張り切って何十年ぶりに走ったらアキレス腱が…!みたいになるのと同じで、普段使わず固まった筋肉をいきなり使うと痛めてしまいます💦

ですので私は、毎朝少し早めに起きたとき、楽器を吹く前など、時間のあるときに身体を弛めることをしています。

これがまた嬉しい副産物といいますか、身体がほぐれてくると温まって血の巡りも良くなり、なんと肌艶がよくなってシワが減りました!!

正直これが一番嬉しいかもしれません(笑)

 

ただ、むやみやたらにグリグリ揉むと揉み返しがきてしまうので、少しずつ足から骨盤、お腹や肋骨、そして鎖骨と肩甲骨、肩をほぐして、最後に首と顔、頭をやっています。

詳しいことはまた次回書きますね!

 

あとはなかなか口頭では伝えにくいので、ぜひレッスンにいらしたときにご案内できたら嬉しいなと思います☺️

ぜひ皆さんも一緒に良い音を出して楽しく若返りましょう!(笑)

カテゴリー
ブログ

タンギングで変わる色

こんにちは!

すっかり朝晩は冷えて、においも秋ですね〜🍂

昔から季節は春夏が好きなのに、なぜか秋冬のニットってとても好きで、こうして寒くなってくるとどんな風にニット着ようかな〜♪とわくわくします。

因みに好きなニットの色は、白とグレーです!(きいてない)

 

全然関係のない前置きはさておき、今日はタイトルのタンギングについてお話しします。

じつはわたし、最近新たな発見があったのです!

そもそもタンギングって口の中のことなので、生徒さんにお伝えするときも、わたしの感覚を言葉にしてみたり、イラストや手振りを使ったりしてどうにか伝われ〜!と四苦八苦しています…

大体のテキストや先生から教わるとき、恐らく「舌を上前歯に当てるように」と言った感じで教わると思います。

しかし、わたしはこのタンギングが昔から苦手。

気がついたら付いていたクセなのだと思いますが、わたしのタンギングは「上前歯と同時に唇にも舌が当たるタンギング」なのです。

なので歯だけに当てようとすると、なんだか音がモソモソしてしまい、絶対このタンギングはできない!と思っていました。

 

そんな中、たまたま知り合いが「元金管楽器経験者さんの生徒さで、前歯じゃなくて唇に舌が当たるタンギングをしている方がいるんだけど、皆さんどうですか!?」とSNSで質問しているのを見たのです。

え、これわたしじゃん!と思い、「あの〜じつは私このタンギングなんだよ〜😂」と思わず連絡してしまいました。

そして連絡したあとふと気になり、そんなにやっぱり違うのかなぁと、十何年ぶりかに「前歯に当たるタンギング」をしてみたのです。

 

そうしたら音が全然違う!!

もちろん場所によってタンギングを変える奏法はありますし、それっぽいことは今までもやってみていましたが、こんなにもハッキリと音色、キャラクターが変わるタンギングがあったなんて!ととても驚きました。

思わずその知り合いに熱いお礼のメッセージを送ってしまいました(笑)

 

よく考えたら当たり前なのですが、口の中の形が変わると、空気の流れも変わります。

流れが変わると息が当たる場所も変わるので、地声と裏声のように本当に違う音色の音を作ることができるのです。

わたしの印象としては、「唇当たるタンギング」は小さくはっきりと発音したい、輪郭を際立たせたいときに向いていて、「前歯タンギング」は音を豊かに響かせたい、歌いたいときにとても向いているなぁと思いました。

 

え?そんなの知ってるって?

わたしは先週知りましたよ〜😂

 

本当にわたしが知っていることなんて、ほんの一部でまだまだ知らないことだらけ。

でも、知らないことだらけ=発見もわくわくもたくさん!なので毎日飽きません!

ぜひ皆さんもレッスンで発見やわくわくをシェアしてください♪

カテゴリー
ブログ

「みゃ~お」だけではない音。世界猫の日コンサート🐈

“世界猫の日”とは?

毎年8月8日に行われる記念日。2002年に国際動物福祉基金によって創設された。
猫に対する意識を高め、猫を助け、保護する方法について学ぶ日としている。

ーウィキペディアより

皆さんはご存じでしたか?
日本で2月22日が猫の日というのは有名ですが、こんな日があるのは知りませんでした!

ということで、最近わたしがとても気に入っているコンサートがこちらです!

 

世界猫の日演奏会 VOL.2」武蔵ホール配信コンサート シーズン4 VOL.5
※YouTubeの動画ページへ飛びます。

入間市の武蔵藤沢駅前にある、小さな、そしてとてもあたたかい音楽ホール、音降りそそぐ武蔵ホール。
その武蔵ホールでほぼ毎月YouTubeでの配信コンサート(会場観覧も有り)があります。
このコンサートの驚くべきところ、見どころ、わたしの好きなところは、

・無料で、誰でも視聴が可能(アーカイブもあるので、自分のタイミングで見られる)
・映像、音声がハイクオリティー(ホールの生の音響も最高に良い)
・演奏がすんばらしい
・作曲家自らトーク、演奏してくれる
・メジャーな曲からマイナーな曲まで演奏してくれる
・ライブ中、直接チャットのやり取りができる
・感動や感謝を、奏者、配信スタッフ、ホールスタッフにすぐ伝えられるシステムがある

と、こんな感じでしょうか😎✨(思ったよりいっぱい出てきたし、まだまだ書ける/笑)
どこかの教養音楽番組みたいな親しみやすさを感じるのに、唯一無二のアーティスティックな面もあったりして、本当にこのコンサートシリーズはとても素晴らしいのです。

 

さらにいうと、わたしはこのシリーズの企画者である森亮平さん(ピアニスト・作曲家)と、下払桐子さん(フルーティスト)の音、音楽性、お人柄がとても大好き。
このお二人が作られる世界はいつも愛に溢れていて、音楽や演奏者、ホールに対する姿勢がとても真摯であたたかく、本当にすてきなお二人です。
そしてそのお二人が連れてきてくださる他の演奏者の方も然りで、音楽家ってなんて素敵な人ばかりなの!と思ってしまいます(笑)

音はその人をよく表わしていると思いますが、一度このコンサートをお聞きいただいたら、きっと今お話した魅力を分かっていただけると思います。

今回はこの「世界猫の日」というのがテーマでしたが、毎回テーマは変わります。
くすっと笑っちゃうユーモアたっぷりの回もあれば、作曲家への愛が詰まった回だったり、演奏者へのリスペクトがテーマの回もあります。

今回は本当に音楽と猫が好きな方はたまらないですし、あまり音楽を普段聴かない方にもおすすめしたい回なんです。
というのも、優しく柔らかい音色と音楽は本当に聞いていて心地が良いので、頑張って聞かなくても耳に馴染みますし、幸せと愛情の詰まった物語は、じんわり心が温まりゆっくり満たされていくので良いところしかないのです。

なのでわたしはちゃんと座って聴くだけではなく、

毎朝起きて身体をほぐすとき
ご飯の支度をするとき
電車で移動するとき

こうして日常の中で聞いたりしています。

ぜひ音楽大好き、猫大好きな方はもちろん、
新しい音楽が聞きたい、優しい音楽にふれたい、ちょっと疲れたなぁというときにもおすすめです☺️

ぜひ一度見てみてください♪

🐈

■出演
フルート:下払桐子 Flute: Kiriko Shimonarai
ヴァイオリン:八巻由里子 Violin: Yuriko Yamaki
チェロ:中西哲人 Cello: Tetsujin Nakanishi
ピアノ:森亮平 Piano: Ryohei Mori

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

この日の配信は、回線の不具合によるエラーのために、若干お見苦しい箇所がございます。
ご了承ください。

■プログラム■

R. Mori: L’aube ou le crépuscule
森 亮平: 日の出もしくは夕暮れ時 

Grieg: Lyric Pieces Op.43-1 “Butterfly”
グリーグ: 抒情小品集より 「蝶々」 

Paganini: Cantabile
パガニーニ: カンタービレ 

Kreisler: Andantino
クライスラー: アンダンティーノ

Kreisler: Preghiera
クライスラー: 祈り 

R. Mori: Sonata for Cello & Piano
2nd mov. Agitato
3rd mov. Quasi andante
森 亮平: チェロソナタより 第二、三楽章 

R. Mori: Un chat et la magie Fantaisie pour flûte et piano
森 亮平: 猫と魔法 -フルートとピアノのためのファンタジー 

R. Mori: “Allegro moderato” from “Suite for 3 Cats”
森 亮平: 三匹の猫のための組曲より 第二曲 

R. Mori: The Memory of Tigger (Quartet Version)
森 亮平: ある白い猫の思い出 (四重奏版) 

R. Mori: Catwalk Cakewalk
森 亮平: キャットウォークのケークウォーク 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

■配信に対するご支援のご案内■
武蔵ホールコンサートシリーズ2024の配信は、皆さまからのご支援で運営されています。
今後もより楽しいコンサートを作っていきます。ぜひ応援をよろしくお願いします。

窓口は以下の4つです。
 ↓
 
・この動画へのスーパーサンクス

・ナゲセンオンライン(アイテムの購入で支援)
https://nagesendayo.thebase.in/
 
・OFUSE(メッセージを送ることで支援)
https://ofuse.me/musashihall/letter
 
・ホールに寄付(下記口座にお振り込みください)
埼玉りそな銀行 武蔵藤沢支店 普通口座 4192147
(特非)音降りそそぐ武蔵ホール

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

■武蔵ホール(主催)■
・公式サイト – https://musashihall.art/
・Facebook – / musashihall
・Twitter – / musashihall
・Instagram – / musashihall

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

(音降りそそぐ武蔵ホールYouTubeチャンネルより抜粋)

カテゴリー
ブログ

カリカリ派 or サクふわ派🍞

うちは両親と同居していることもあり、基本的に朝はパン食が多い家です。

ほぼ毎朝食パンを焼くわけなのですが、毎朝食べるのならできるだけおいしいほうがいいということで、ある日聞いた「食パンの耳に沿うように切れ目を入れて、軽く水をつけて焼くとおいしくなる」というのを信じて実践しています。

でもたしかに、やるのとやらないのとでは雲泥の差。

たまに面倒でやらない日もあるのですが、やっぱりやったほうがおいしいので、次の日はまたやってしまうのです。

 

そんなある日、いつものように食パンの切れ目を入れていたときのことです。

うっかりと最初にナイフを入れる場所を間違えて、耳のきわスレスレに切れ目を入れてしまったのです。

まあ仕方がないとそのまま焼いて食べたのですが、ひとくち食べたパンの食感がいつもと違う…

耳はカリカリなのですが、いつものようなサクフワ感があまりないというか…

私はいつもの食感のほうが好みなので、これは失敗かとすぐ思ったのですが、父が「今日はいつもよりカリカリだね!」と嬉しそうに言ったのです。

 

このとき、自分からしたら失敗や間違いに思える見えることも、人や価値観、見る角度が変わればそれは成功になるのだというのをとても実感しました。

つまり、自分で失敗だと感じることはあるけれど、実際のところ「失敗」というものは存在しないのだなぁと思ったのです。

 

ついつい自分や他人の失敗にとらわれてしまうことがあるのですが、

前はできなかったのにできるようになったこと、知らなかったのに知ったこと、たぶん探したらたくさんあるのに、自分にとっては当たり前だったり、大したことないことだと思っていたりするので、そういうのは印象に残りにくいものですね。

でもそういう小さな積み重ねが今の自分を作っているので、忘れたり間違えたり出来なかったりの「ない」ものを探すのではなく、今「ある」ものを大切にしたいなと思う出来事でした。

 

わたくし大変マジメな性格なので、日々こういうことばかり考えているのですが(笑)

そんな自分も、まあ可愛いじゃないと思うと、昨日より少し今日が楽しくなりますね。

カテゴリー
フルート・ピアノのこと ブログ

吹くのではなく、吐く

音の出し方最後の「息を吹きすぎる」についてお話したいと思います。

 

まず例えば、皆さん音を大きく出そうとするときはどうしていますか?

 

息をたくさん使う

もっと強く吹く

お腹を使う

 

どうでしょうか。

もちろんどれも必要なことなので間違っていません!

ただ、これらを少し効率よくすると、苦しくて酸欠になってしまってり、ゆっくりの曲や長いフレーズが息絶え絶えになる…みたいなのことが減るのです。

 

効率よくというのは、前回、前々回のことをまず実践していることが前提です。

その上で、頑張って吹かないのが大切なのです。

 

頑張って吹かない?

どういうことかというと、歌うときを思い出していただきたいのですが、大きな声を出そうとして「わーーーー!!!」と力で声を出すと、喉を痛めてしまいますよね。

でもそれを裏声で、体をうまく共鳴させて空気を響かせられると、とても美しく通る声になると思います。

 

フルートも全く同じで、じつは「裏声のように息を吐く」というのがポイントなのです。

ぜひ一度、裏声を出してみてください。

 

どうでしょうか、思っているより息が外に出ていかない感じがしませんか?

口の上のあたりや、喉の奥、頭の後ろなどに息と声を当てる感じがすると思います。

 

この感覚って、意図的に息で「吹いている」よりも、ただ息を「吐いている」ように感じませんか?

鳴らないと思ってつい頑張ってたくさん吹きたくなるのですが、息はお腹からポンと押し出して、吐く。

そうして出た息は、ゆっくりですがしっかりお腹で支えられて一定で、頭や空気をうまく響かせて音になります。

よく生徒さんには、音が出たあとは息が後ろ髪を引かれるような、後ろに手綱があって引っぱられるような感じですとお話しています。

 

最初は大きな音にはならないかもしれません。

でも焦らなくて大丈夫です。

大きく吹きたいときは、息のスピード、後ろに引かれる感じは変えずに、そのまま太くしてお腹からゆーっくり押し出していくようにします。

ギューっと羊羹を押し出す感じですかね。

 

そしてこのとき、口の内側でしっかり筒状の息(イメージ)を掴むように、その輪郭を意識してみてください。

そうするとハッキリとした音が出ると思います。

 

このように、

①口の形②息の方向③息の速度

を意識することでより良い音に近づくと思います!

 

あとはお腹(丹田)が肝ですね。

それもまた別の記事でお話ししたいと思います!

 

カテゴリー
フルート・ピアノのこと ブログ

吹き矢をイメージしましょう!

この前お話した音の出し方の続き、「息を当てるポイント」についてお話します。

前にも書きましたが、フルートは息の半分を中に、半分を外に出して吹く楽器なのですが、この割合や方向の感覚を掴むのが難しいところです。

歌口が下にあるので何となく下に向かって吹きたくなるのですが、それだと下唇が潰れてしまったり、上唇が被りすぎてしまうことがあります。

そうなると口の形のところでも書きましたが、息がたくさん出ていってしまったり、高音を出すのに苦労したり、低音がなかなか鳴らないということになりやすいです。

 

ではどうしたらいいのか。

吹き矢のように、少し先の音の的に向かって息を吐くのです!

 

……つまりどういうことかというと、

まず前回の理想のアンブシュア、アパチュアを保ちながら、丸い息が顎より下に落ちないように意識し、真っ直ぐ前に吐きます。

私の中のイメージですが、下唇は流しそうめんの竹のような形で、その上を息が真っ直ぐスーッと流れていくような感じです。

(実際はそんな形ではないと思いますが)

 

この息の通り道のイメージを掴んだら、あとはその息を的に当てるように、鳴らしたい音の鳴る高さを狙って出します。

(鳴る高さというのは、実際音が出たときの息が乗ったような感覚のところです。これをよく覚えておきます)

 

ここで大切なのは、息のスピードです。

でんじろう先生の実験に出てくる空気砲を思い浮かべてください。

箱を手でポンっと叩くのが、お腹(おへその下、いわゆる丹田)の役割です。

そうして押し出された息は素早く、瞬間移動のごとく口の穴へ届きます。

強い息、たくさんの量でなくて大丈夫です。

あくまで「お腹を使ったスピードのある息」であることが大切です。

 

タンギング(舌)を使わず、先ほどの的に向かって、小さく丸い息がフッと出てくるように吹いてみてください。

はじめは短い音から、そして徐々に長い音にしていきます。

 

音が出てからは「ゆっくり、一定の速度で進むように」息を吐いていきます。

(このとき出した息が、ドバーーーっと出ていってしまわないように気をつけます)

お腹から口の穴までは素早く、口から出たらゆっくりです。

 

※中音域以上になって、なかなか長い音で音の高さ保てなかったりする場合は、さらにお腹の支えが必要になるのですが、これはまた別の回に詳しくお話します。

 

どうでしょうか。よかったらぜひ実践してみてください♪

次回、残りの「息を吹きすぎる」についてお話します!

 

カテゴリー
フルート・ピアノのこと ブログ

「ぷ」の口

今日はフルートの基本、「音の出し方」についてお話しようと思います!

フルートはマウスピースをくわえる楽器とは違い、簡単にいうと楽器に息を半分入れ、半分は外に出して音を出す楽器ですね。

なのでとりあえず息を入れたら音が出る!ということがなくて、まず音を出すのが難しい楽器でもあります…。

 

言葉で言われてもイメージがつきにくいと思いますが、

皆さん、小さいときにお父さんの飲み終わったビール瓶とかに息を入れて、ブォーーーって吹きませんでしたか?笑

あの感じと似ています!

(職業病なのか、私は今でもペットボトルやビン、吹けそうな穴があるのを見ると吹きたくなってしまいます/笑)

 

とはいえ、フルートではそんなに簡単にいかないので、これについては皆さん悩まれることが多いと思います。

もちろん原因はその人それぞれで違うのですが、大体は、

 

・口が緩みすぎ or 締まりすぎ

・息を当てるポイントがズレている

・息を吹きすぎ

 

こういったことが原因だったりします。

 

まず「口が緩みすぎ、締まりすぎ」についてです。

専門用語でアンブシュア(口唇の状態)、アパチュア(唇の息が出る穴)といいますが、これらが皆さんはどんな形になっているでしょうか。

鏡を見てみるとわかりやすいですね。(ぜひ一緒にやってみてください♪)

 

例えば、アンブシュアが横に引っ張られアパチュア(穴)が潰れている場合。

音は鳴るけれど細く固い印象になりやすく、高音を吹くときに思い切り強く吹かないと当たらなかったり、低い音は少しぼやけた印象の音になりやすいです。

 

また反対に、口にうまく力が入らずアンブシュアが緩んでいて、アパチュアが大きく広がりすぎている場合。

息の音が多い音が出て、吹いても吹いても苦しい!

中音域から上の音がなかなか当たらない…という状態になっているかと思います。

 

ではどんな状態が理想なのかというと、

 

 

こんな感じ(笑)

私は生徒さんに「ぷ」の口の形、上唇を上げる、思ったよりも下唇を前に出すなどとお話することが多いです。

(あとは息を上唇に当てるなど…)

少し唇の内側の粘膜を見せるような感じでしょうか。

普段なかなか使わない唇の筋肉なので難しいのですが、イラストのように唇の端と中心のちょうど真ん中の4ヶ所それぞれで、丸く息を掴むように閉めています。

(口笛が吹ける方は、その感覚にわりと近いと思います)

 

このアパチュアができるだけ崩れないようにどの音域も吹けると、音の輪郭がはっきりし、息苦しくなりにくいと思います。

ぜひ試してみてくださいね!

 

次回は、残りの2つ「息」についてお話します。

 

カテゴリー
フルート・ピアノのこと ブログ

音から伝わるもの

皆さんは心地よいと感じる音、不快だなと感じる音と言われて思い付く音はありますか?

楽器の音色も好みがあるように、その人それぞれ心地よいと感じたり、不快に感じたりする音色があるように思います。

そんなことで、今日は出した音から伝わるものについてお話したいと思います。 

 

昔、友人が「コンサートなどで奏でる音は、聞いているお客さんに影響する」と話していたことがありました。

その人はそのとき自分に嘘をついていたんだそうです。

そんな気持ちのときに人前で演奏をしてとても後悔した、といった話でした。 

え?そんなこと聞いている人にわかるもの?と思われると思いますが、意外と音が与える影響力というのはすごいのです。

 

この友人の言葉を聞いて、ふと私の音ってどんな音なのだろうかと考えました。

それまで私は、音楽をすることは「私自身のため」でしかなかったのです。

私が自分の出来に満足できるか、思ったように成長できるか、そんな気持ちだったと思います。 

とくに若いときは、とにかく必死でがむしゃらでした。 

 

ただごく稀に、演奏後に「心に染みました」と声をかけてくださる方や、涙を流してくださった方がいらっしゃったのです。 

 

そういうときの演奏を振り返ると、自分の演奏の出来や練習の成果のことなどはすっかり忘れていて、ただ音楽に没頭し、演奏しながらその曲の美しさを味わって吹いているときだったりします。 

 

最近の私の感覚でそのときのことを言葉にすると、「自然と歌っているような感覚」なのです。

(なのであまり技術的に難しすぎない曲のことが多いです/笑) 

 

こういうときは吹き手のエゴをあまり感じないというか、聞き手も純粋に「音楽そのもの」を受け取ってくださるような気がします。

曲を解釈し、音を出しているのは「私」なので、完全にエゴがないかといえば違うのかもしれませんが。 

 

つまり、こういう精神状態で吹いた音というのは、単純に力みもなく、極度の緊張や、うまく吹こうという雑念もないわけです。

なので聞き手にも、音楽そのものの美しさが伝わりやすいのかなと思います。 

 

こういうことを毎回実現させるのは、正直なかなか困難ですが…

でも少なくともこのときから、私の出している音の影響というものを感じるようになり、自然と演奏も「私自身のためのもの」ではなくなって、純粋に音楽を楽しむように変わっていきました。 

 

きっと生徒さんが練習ではうまく吹けた!とお話してくださるときも、こういう感覚を自然と感じていらっしゃるのではないかなと思うことがあります♪ 

 

困ったことに、音楽やフルートが大好き!という方ほど、こんな風に吹きたい!と理想を持っていらっしゃるので、なかなかただ音楽に没頭することができず苦しまれているように思います。

でも自分の音や演奏が好きじゃない、と思っていらっしゃる方は落ち込まないでください!

それはあなたがそれだけ音楽やフルートが大好き!ということで、向かう先がしっかり見えているということなのです✨

 

でも練習のときくらいは、誰に何を言われるわけでもないので、ぜひ思いきりご自分の音だけに集中して、(技術的にうまく吹けているかはひとまず置いておいて)ああ何て美しい曲〜!とゆっくり味わって吹いてみてくださいね!

 

余談ですが、フルートの音に限らずやはり声も音なので、怒った声で話していると周りへの影響力はすごいですね…

娘が最近よく私の話をスルーするなと思うときは、大体私の声が怖いときだと気が付かされます😂 

カテゴリー
フルート・ピアノのこと ブログ

フルートらしい音って?

いよいよ秋の気候になってきました!

秋のといえばだんだんと涼しくなってきて食欲も出てくるので、食欲の秋…でもありますが(笑)
芸術の秋でもありますね。

この時期いろいろな音楽会が開かれますが、とくに吹奏楽部や吹奏楽団、オーケストラやアンサンブルの団体に所属されている方は、本番など発表の場がこの時期は多くなりますね。

そして部活や楽団に入っていると、フルート以外の楽器もあるので、時には「フルートらしい、きれいな音」が求められることがあると思います。

生徒さんにも「フルートらしいきれいな音で吹きたいんです!」と言われることがあります。

せっかく数ある楽器の中からフルートを選んでいるのですから、そう仰る気持ちよくわかります!!

でも、「フルートらしい、きれいな音」ってどんな音でしょう。

「フルートらしい」も「きれい」も、言葉からイメージするものは人それぞれ違いますよね。
ですから、これが正解というものはありません。

でも「そのとき求められる音」や、「自分がきれいだと思うフルートの音」というのは必ずあると思います。

それはどんな音でしょうか。

“キラキラと華やかな音”
“艶のある音”
“太く伸びやかな音”
“ふんわりと柔らかな音”

こんな風に思い浮かべるイメージを、少し具体的に言葉にしてみてください。

そうすると練習するべき方向性が、わかりやすくなります。

そしてじつは、どのイメージの音にも、その音を出すための身体の使い方があるのです。

少し話は脱線しますが、私自身、その人が奏でる音はその人の声だと思っていて、フルートを吹くときも声を出す感覚と似ていると感じています。

たとえば、楽しさを伝えるときは、明るく軽やかに弾んだ声になって、
怒っていると、堅く鋭いスピード感のある声といったようなイメージです。

こういったとき身体は、それぞれの感情の声を出すため自然に動いています。
声であれば、皆さんも生まれてからずっと自然とやっていることなので、意識せずに出来ると思います。
でも楽器を通すとなると、自分の感覚からは離れた「もの」を使って表現しなくてはならなくて、とても難しいですよね💦

当教室では、そんな皆さんのイメージする音を出すお手伝いができたらいいなと、身体の使い方などもレッスンの中でお伝えしています。その人に合った自然な吹き方が出来れば、身体も気持ちもリラックスして、楽しくフルートが吹けるようになります♪

ぜひ皆さんも「吹きたい音」のイメージを言葉にしてみてください!