フルートらしい音って?

9.23, 2024

いよいよ秋の気候になってきました!

秋のといえばだんだんと涼しくなってきて食欲も出てくるので、食欲の秋…でもありますが(笑)
芸術の秋でもありますね。

この時期いろいろな音楽会が開かれますが、とくに吹奏楽部や吹奏楽団、オーケストラやアンサンブルの団体に所属されている方は、本番など発表の場がこの時期は多くなりますね。

そして部活や楽団に入っていると、フルート以外の楽器もあるので、時には「フルートらしい、きれいな音」が求められることがあると思います。

生徒さんにも「フルートらしいきれいな音で吹きたいんです!」と言われることがあります。

せっかく数ある楽器の中からフルートを選んでいるのですから、そう仰る気持ちよくわかります!!

でも、「フルートらしい、きれいな音」ってどんな音でしょう。

「フルートらしい」も「きれい」も、言葉からイメージするものは人それぞれ違いますよね。
ですから、これが正解というものはありません。

でも「そのとき求められる音」や、「自分がきれいだと思うフルートの音」というのは必ずあると思います。

それはどんな音でしょうか。

“キラキラと華やかな音”
“艶のある音”
“太く伸びやかな音”
“ふんわりと柔らかな音”

こんな風に思い浮かべるイメージを、少し具体的に言葉にしてみてください。

そうすると練習するべき方向性が、わかりやすくなります。

そしてじつは、どのイメージの音にも、その音を出すための身体の使い方があるのです。

少し話は脱線しますが、私自身、その人が奏でる音はその人の声だと思っていて、フルートを吹くときも声を出す感覚と似ていると感じています。

たとえば、楽しさを伝えるときは、明るく軽やかに弾んだ声になって、
怒っていると、堅く鋭いスピード感のある声といったようなイメージです。

こういったとき身体は、それぞれの感情の声を出すため自然に動いています。
声であれば、皆さんも生まれてからずっと自然とやっていることなので、意識せずに出来ると思います。
でも楽器を通すとなると、自分の感覚からは離れた「もの」を使って表現しなくてはならなくて、とても難しいですよね💦

当教室では、そんな皆さんのイメージする音を出すお手伝いができたらいいなと、身体の使い方などもレッスンの中でお伝えしています。その人に合った自然な吹き方が出来れば、身体も気持ちもリラックスして、楽しくフルートが吹けるようになります♪

ぜひ皆さんも「吹きたい音」のイメージを言葉にしてみてください!