ダンスをするように演奏する?

9.22, 2025

タイトルですが、これからは皆さん踊りながら演奏しましょう!ということではありませんのでご安心ください(笑)

フルートでもピアノでも、当たり前ですが身体を使って演奏しますよね。
その「身体を使う」という意識運動が、ダンスと同じだなということについてのお話です。

 

なぜこんな話を思いついたかというと、それは昨日の某バラエティー番組ア○トーークを見ていたときのこと。
踊りたくない芸人さんが、最近流行っているダンスを踊らされて、うまく踊れないのをみんなで笑うという回だったのですが😂
(私もあんなの踊れる気がしない…)

面白かったのが、曲によってはとっても上手に踊れる人がいたりするんですね。
でもちょっと曲の雰囲気、ジャンルが異なるとまったく踊れない。
とっても不思議です😧

もちろん踊れるのはその曲が好きだから、というのも理由にあるだろうなと思いましたが、もう一つ「イメージできる曲・ダンスだから」というのも理由なのではないかと思ったのです。

 

つまり意識運動というのは、脳が動きをイメージできているとうまく指令が通るものではないかと思うのです。

 

試しに私も見ながら踊ってみたのですが、最初はまあそれはお見せできないほど格好悪い動きなんです(笑)
自分で大爆笑してしまいました😂
そのときはまだ、身体のどこをどんな風に動かして踊っているのかがわからず、見本の人を見てなんとなくの雰囲気で身体を動かしていました。

でもだんだん見ているうちに、「ああ、ここは足をこう動かして、そのとき手はこっちにこんな風に動いているのか!」と分かってきます。
すると面白いことに、さっきよりは少し(本当に少しだけですが)様になっているではありませんか!

このとき私の頭の中では、自分が客観的に踊っている姿と、実際頭の「ここをこう動かせー!」という指令が一致している状態です。

こんな風に自分を客観視してはじめて、イメージと実際の頭の指令の違いを理解するわけですね。

 

さて、フルートやピアノに置き換えるとどういうことでしょう。

例えばフルート。

フルートは横に構えているので、吹いているときの指(運指)は自分の目で見ることができません。
口(アンブシュア)も同じですね。

そうするとそれらの動きは、なんとな~くこんな動きかな?と思いながら吹いていませんか?
もしくはとくにイメージしないで吹いていないでしょうか。
習いたての頃は意識しても、運指を覚え、音も出るようになると、こういったところの動きをいちいち意識しないのが普通だと思います。

 

ここでダンスと共通するのが“鏡を使うとわかりやすい”ということです。

 

レッスンでもよく生徒さんに、うまくいかないときは鏡をみてくださいとお話しています。
「見てるんですけどね~💦」と仰る方もいらっしゃいますが、この見るというのも、なんとなく目に写すではなく「意識して見る」ということが大切です。

例えば中音ミの指から#ファに移るとき。
なんだか途中で音が入ってしまったりしてうまくいかない…と思って鏡を見ながら指を動かしていると(このとき音を出さずにまずは指だけでやってみてくださいね!)
「あ!人差し指と中指をちょっと上げるの遅れてる!」などちょっとしたことに気がつくと思います。

こうして原因に気がつくと大きな一歩です!

あとはちょっとアスリート的な練習になりますが、同じ速度で二つの指が動くように練習、トレーニングします。
ここもダンスと同じですね。

 

どちらも大切なのは、「意識と身体が繋がること」

 

よく頭と指先が直接繋がってるイメージで動かしてください!なんて言ったりしています。

 

ピアノはありがたいことに弾いている指は目で見ることができます。
でも見えているからといって見ているのかというと、さっきお話したとおりで、何となく見ているのと意識して見るのは違ってきますね。

 

 

こうして「見る」ことができるようになったらあとは前後との動き、もっと言うと身体全体の動きが音楽と自然に重なるように滑らかに動くように練習するとうまくなっていきます。
どんな練習をしたらいいのかなどはその人によるので、実際のレッスンで詳しくお伝えしますね😊

 

さあ、この理論でいったら私はダンスがうまくなるはずなんですが…どうなんでしょう(笑)