


10.10, 2024
うちは両親と同居していることもあり、基本的に朝はパン食が多い家です。
ほぼ毎朝食パンを焼くわけなのですが、毎朝食べるのならできるだけおいしいほうがいいということで、ある日聞いた「食パンの耳に沿うように切れ目を入れて、軽く水をつけて焼くとおいしくなる」というのを信じて実践しています。
でもたしかに、やるのとやらないのとでは雲泥の差。
たまに面倒でやらない日もあるのですが、やっぱりやったほうがおいしいので、次の日はまたやってしまうのです。
そんなある日、いつものように食パンの切れ目を入れていたときのことです。
うっかりと最初にナイフを入れる場所を間違えて、耳のきわスレスレに切れ目を入れてしまったのです。
まあ仕方がないとそのまま焼いて食べたのですが、ひとくち食べたパンの食感がいつもと違う…
耳はカリカリなのですが、いつものようなサクフワ感があまりないというか…
私はいつもの食感のほうが好みなので、これは失敗かとすぐ思ったのですが、父が「今日はいつもよりカリカリだね!」と嬉しそうに言ったのです。
このとき、自分からしたら失敗や間違いに思える見えることも、人や価値観、見る角度が変わればそれは成功になるのだというのをとても実感しました。
つまり、自分で失敗だと感じることはあるけれど、実際のところ「失敗」というものは存在しないのだなぁと思ったのです。
ついつい自分や他人の失敗にとらわれてしまうことがあるのですが、
前はできなかったのにできるようになったこと、知らなかったのに知ったこと、たぶん探したらたくさんあるのに、自分にとっては当たり前だったり、大したことないことだと思っていたりするので、そういうのは印象に残りにくいものですね。
でもそういう小さな積み重ねが今の自分を作っているので、忘れたり間違えたり出来なかったりの「ない」ものを探すのではなく、今「ある」ものを大切にしたいなと思う出来事でした。
わたくし大変マジメな性格なので、日々こういうことばかり考えているのですが(笑)
そんな自分も、まあ可愛いじゃないと思うと、昨日より少し今日が楽しくなりますね。